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2010-10-01から1ヶ月間の記事一覧

soigne ta droite

film socialismeの上映が12月18日に決まったようで、「やばい、早く東京行きの計画立てなきゃ!!」と思った次の瞬間に「11月27日からゴダール映画祭」の文字を目にしてさらに動悸、そして『右側に気をつけろ』のタイトルを見つけて自分の中の何かが壊れた。ぜ…

『北の橋』(ジャック・リヴェット)

あまりにも自由なこの物語を楽しめるようになるには、あともう少し時間がかかりそうです。今はただ怖い、というか異物感。「なにこれ!?」という感じの。撮影はルプチャンスキー。じめっとした質感が伝わるすばらしい画面。舞台がだんだん殺風景な場所に移さ…

『ぼくの彼女はどこ?』(ダグラス・サーク)

大学の授業(藤崎さんの方)で観て大好きになった作品。授業では三回に分けて観たんだったかな?今回はじめて頭から終りまで通して観て、絶妙なスピード感に驚かされた。物語の展開も速いし、ブレイスデル家の人々は早口だし、わんこと娘のロベルタがちょこ…

『ナイト&デイ』(ジェームズ・マンゴールド)

「素晴しい映画を作ること」ではなく「観客を楽しませること」に全力をかけて作られた最高の娯楽作品。トム・クルーズが笑えば笑うほど恐ろしく、かつ面白くなるなんて! アクションも「007速すぎて目で追えない・・・」なんて言ってしまう私には調度よく、キャ…

『コロンブス 永遠の海』(マノエル・ド・オリヴェイラ)

一方は新大陸・新世界として、そしてもう一方は歴史ある祖国として対照的に描かれた二つの国を寄り添いながら自由に渡り歩く老いたマヌエル夫妻の姿に言い表せないほどの感動を覚え、そしてこの感動が『愛の世紀』を観たときの感動とよく似ていることに気付…

『我が至上の愛 アストレとセラドン』(エリック・ロメール)

セラドンを拾ったナイヤードたちがベッドの上でおっぱりポロリ、っていうのは劇場で観たときに笑ってしまったから覚えていたけど、実は撮影中のポロリじゃなくて、あのシーンの最初っから出てたんだね。・・・ってことは演出かよ!笑 女優にポロリ仕様の衣装を着…