EDU

2010-01-01から1年間の記事一覧

『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』(デヴィッド・フィンチャー)

公開当時にはなんだか気が向かなくて観に行かなかった作品。たしか予告編が好きじゃなかったんだよなぁ・・・若々しくバイクで駆けるブラピのショットが嫌だったし、勉強が忙しくて映画館にはあまり行けない時期だったし、何よりVFXに拠るところが大きい作品が…

TOEICの結果

がとどきました。スコアは785点。リスニング420点、リーディング365点。二年前?くらいに受験したときは670点だったから100点以上upしたと考えたら嬉しいけど、あと3問で800点と考えると悔しい。 仏検が終わってからの一週間で模試を一日一回やって軽く復習…

joyeux noel

一昨年はレポート8本の締め切りに追われ、去年は大学院入試目前、ということでここんとこクリスマスに気分が盛り上がることなんてこれっぽっちもなかったのですが、やはり今年も体調悪くて最悪な感じのクリスマス。もーなんだよー 去年のクリスマスは図書館…

わすれたころに

仏検一次の合格通知が届きました。自己採点よりも点数高かったってことは、書き取りが思ったより出来てたのね。よかったよかった。来月は約一年ぶりにフランス語を話します。教授から「よかったね、院試は仏語の面接無くて・・・」って嫌味を言われる位ボロボロ…

東京滞在記 四日目

午前中は新宿でカバンを探す。来年は面接もあるし、ビジネスにも持てる&大学生っぽくない鞄が欲しかったのだけれども、なかなか丁度良いものがみつからず。ポールスミスはんはデザインはかわいいけど、よーく見たら縫い方がちょっと甘かったし、展示されて…

東京滞在記 三日目

『はなればなれに』@ゴダール映画祭。愉快。くるぞくるぞ、もうすぐダンスシーンくるぞ!と思いながらニヤニヤして観る。小沼純一さんが『はなればなれに』の音楽が結構凝ったものだと言っていたのに(http://cinefil-imagica.com/dvd/column/0022.html)、…

東京滞在記 二日目

この日はゴダールざんまい。シャンテで『気狂いピエロ』『右側に気をつけろ』『勝手にしやがれ』の順に鑑賞。上映前に流れたソシアリスムの予告編でががががーーーんと衝撃を受ける。やはりパソコンの画面を通して見ていた映像がスクリーンに映し出されると…

東京滞在記 一日目

前日最終便で東京に着き、さっそく早起きして大学時代のバイト先へ。忘れられてるかなーと思ったけど、みんなちゃんと覚えてくれてたから安心した。大学に近い高幡不動はほんとうに落ち着きます。駅を出てお店まで向かう道の途中にある川の辺りでは空が高く…

朝から労働し、昼にさささっと喪服に着替えて昨日亡くなった高校時代の恩師の告別式へ。まだ53歳だった。 最後に会ったのは一年前、高校の創立記念芸術祭リハーサル中のステージ裏だった。地元だけでなくドイツや東京から出演のため駆けつけた同期たちとおし…

といっくおわった

きのうはTOEICでした。仏検の一週間あとにtoeicなんて、ほんとに無理なスケジュールを組んでしまったなぁと後悔していたけど、へろへろになりながら頑張りました。えへへ。年明けにもう一回受験しようかなぁと思っています。リスニング対策に力を入れればも…

ひとだんらく

仏検一次試験。意味わかめなスペルミスで点落としたのがとっても痛い。ばかばかばかばか。去年は仏語の論文読んだり院の受験もあったからけっこう語彙は増えたかなぁと思っていたけど、やはり仏検は仏検でそれなりに対策しないとダメだということがわかった…

『味見したい人妻たち』(城定秀夫)

初監督作品とは思えないクオリティの高さと、すでに作風が確立されていたことに驚いた。はじめっから映画に対して明確なヴィジョンを持っていたということなのか。高校生役の男の子の髪型のせいですっごく古く感じたけど、2003年の作品ですって。で、映画観…

「『黙過』から『共苦』へ」

ことしの6月ごろに読み始めて、しかし気付けば数ヶ月もほったらかしにしていたドストエフスキー『カラマーゾフの兄弟』を再び読み始めました。新潮文庫の下巻から。週刊読書人に掲載されていた亀山郁夫さんの講演会採録を読んだのがきっかけで再びページをめ…

CONNAISSEZ-VOUS CHABROL?

カイエのシャブロル追悼号が届きました。とても状態のいいものを送ってくれてどうもありがとうございます、紀伊国屋書店さま。 表紙に書かれた「あなたはシャブロルを知っているか」の文字、画像で見ると少し解りづらいけど、実際は昔のカイエの表紙を思わせ…

「xマイナスa乗」は「xのa乗分の1」

経済の問題でわからない所があったので義姉に聞くと最初は「え、なにこれ!」と言われたものの、五分後には思い出したらしく「そうだ、xの乗数aの値がマイナスだと『xのa乗分の1』と等しくなるんだった!」と教えてくれました。高校を卒業して十年以上経つの…

soigne ta droite

film socialismeの上映が12月18日に決まったようで、「やばい、早く東京行きの計画立てなきゃ!!」と思った次の瞬間に「11月27日からゴダール映画祭」の文字を目にしてさらに動悸、そして『右側に気をつけろ』のタイトルを見つけて自分の中の何かが壊れた。ぜ…

『北の橋』(ジャック・リヴェット)

あまりにも自由なこの物語を楽しめるようになるには、あともう少し時間がかかりそうです。今はただ怖い、というか異物感。「なにこれ!?」という感じの。撮影はルプチャンスキー。じめっとした質感が伝わるすばらしい画面。舞台がだんだん殺風景な場所に移さ…

『ぼくの彼女はどこ?』(ダグラス・サーク)

大学の授業(藤崎さんの方)で観て大好きになった作品。授業では三回に分けて観たんだったかな?今回はじめて頭から終りまで通して観て、絶妙なスピード感に驚かされた。物語の展開も速いし、ブレイスデル家の人々は早口だし、わんこと娘のロベルタがちょこ…

『ナイト&デイ』(ジェームズ・マンゴールド)

「素晴しい映画を作ること」ではなく「観客を楽しませること」に全力をかけて作られた最高の娯楽作品。トム・クルーズが笑えば笑うほど恐ろしく、かつ面白くなるなんて! アクションも「007速すぎて目で追えない・・・」なんて言ってしまう私には調度よく、キャ…

『コロンブス 永遠の海』(マノエル・ド・オリヴェイラ)

一方は新大陸・新世界として、そしてもう一方は歴史ある祖国として対照的に描かれた二つの国を寄り添いながら自由に渡り歩く老いたマヌエル夫妻の姿に言い表せないほどの感動を覚え、そしてこの感動が『愛の世紀』を観たときの感動とよく似ていることに気付…

『我が至上の愛 アストレとセラドン』(エリック・ロメール)

セラドンを拾ったナイヤードたちがベッドの上でおっぱりポロリ、っていうのは劇場で観たときに笑ってしまったから覚えていたけど、実は撮影中のポロリじゃなくて、あのシーンの最初っから出てたんだね。・・・ってことは演出かよ!笑 女優にポロリ仕様の衣装を着…

ふつぞん

amazon.frで注文していたDVDが届いた。初めての利用でビビっていたので、購入したのは二枚だけ。Les Amours d'Astrée et de Céladon『我が至上の愛 アストレとセラドン』とLes Herbes Folles『風にそよぐ草』。届いた日の夜にLes Herbes Follesをちょっとだ…

『インセプション』(クリストファー・ノーラン)

上映終了間際に駆け込み。すでに見た友人に感想を訊ねるとたった四文字、「微妙・・・」とだけ返されてしまったのであまり期待せずに見に行ったけど、普通に楽しめたから良かった。 夢と現実という二つの世界ではなく「夢の夢」という複雑な構造を持った作品で…

『ウルトラミラクルラブストーリー』(横浜聡子)

脳みそ投げるラストまで持って行きたいがあまりに、後半がぽんぽんぽーーーんって進んでしまっている印象。ARATAの低音ヴォイスは相変わらずかっこよくて鳥肌が立ったのですが、しかし要と陽人の会話は必要だったのでしょうか?靴はいていれば十分だった気が…

山中貞雄

カッティング・イン・アクションの例として大学の授業で観た『人情紙風船』は3年ぶりに観てもやはり美しく儚げで、観客は手紙の内容もなぜ侍が貧乏なのかも知らないのだけれども、しかし二人が住む部屋に紙風船が転がってるだけで物語的要素は十分なのだと思…

8月はほんっとにふさぎ込んでいて、「だめだ、フランス行きたい・・・」とつぶやきながら特に勉強もせず映画観てバイトして・・・みたいな生活で、このままには人生ダメになると思ったので心機一転する為に携帯変えました。どんな理由だ。人生どうなるんだろう、と…

『冷たい雨に撃て、約束の銃弾を』(ジョニー・トー)

ホモソーシャルの世界から一歩出た作品ではあるが、フリスビーが飛んだりスローモーションばんばん使ったり、ご飯を食べたり、良い意味で「いつものジョニー・トー作品だよね」って感じ。しかしどんなにかっちょいいアクションシーンよりも、記憶を失ったコ…

『緋牡丹博徒 花札勝負』(加藤泰)

ブラボー。吹奏楽やってると良い演奏を「ブラボー」の一言で片付けてしまうことが多いんですけど。もうブラボー、としか言いようが無い。目の見えない少女の母が男女をかばって後ろから刺されるシーンや、腹を斬られた西之丸の親分の着物から血がにじみ出る…

『ローラーガールズ・ダイアリー』(ドリュー・バリモア)

東京で公開されたのは5月だっけか、そのときからずっと見たいと思っていたドリュー・バリモア初監督作品『ローラーガールズ・ダイアリー』がやっと沖縄でも公開。私の期待をはるかに上回る素晴しい作品で、見終わったあとに「ドリュー・バリモアは、そこらへ…

ばたばたしております

最近見た映画。『東京暮色』『知りすぎていた男』『緋牡丹博徒 一宿一飯』・・・もっと見た気がするけど思い出せない。大学の授業で見た『緋牡丹博徒』シリーズはどの作品だっけかかな。昔のノートをひっぱり出すのがめんどくさいから緋牡丹コンプリートしてし…