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Orouet!!!

オルエットの方へユーロスペースにて。
今日は混雑する時間(土曜の18h45)をガッツリ!狙っていきました。前に『メーヌ・オセアン』を観たときに少し寂しかったからね。やっぱり大勢で映画を観るのは良い!人気が感じられるし、時間が経つにつれて映画館がちゃんとあったまる。

オルエットの方へ』には心理描写が一切なく、ただただ純粋なあそび、楽しさがいっぱい詰め込まれてる。3人の女の子がきゃあきゃあ言いながらスーツケース運んで、パンツのチャック壊して、サボはいて踊って、「オルエット」にツボって、おしり叩いて。もちろんバカンスの終りのせつなさもあるけど、でも161分の大部分は、女の子がきゃっきゃ言うだけっていう。もうカジノのくだりとうなぎのおっさんには、人目を気にせず大爆笑。おもしろかったーーー
ただ、私みたいな素人が観ても十分わかる位バランス感覚が優れた作品。特にショットのバランス。海辺を駆ける彼女たちをかなり遠くから撮ったロングショット、ふいに画面いっぱいに映される女の子のアップ、そしてジルベールがバカンス先に現れたときのバストショット!!(これはバストショットだからマヌケで面白いと思う)あと、おしりネタ。3人の女の子が決して「女性」「女」って雰囲気ではなく、あくまで「女の子」であるのはおしりネタで性をかわいく、しかも面白くしてるからだと思う。
しかし、こんな風に考えるのもなんだかバカらしくなるくらい楽しい映画。個人的にジルベールはタイプなので、幸せになって欲しい。
エクレアたーべよっと♪