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パリ滞在記・その1

1日目。
日曜日の昼過ぎにCDG到着。ロワシーバスでオペラまで向かう。窓から見える町並みが、郊外からパリ中心部に向かうにつれてだんだん変わってくるのが面白い。パリの建物の外観はとても厳しく管理されているらしく、窓ひとつ変えるのにも市役所の許可が必要だとか。だから新しい企業のビルや工場は郊外にしか造れないらしい。
夜はルームシェアさせていただいたEさんと、近くのお店で晩御飯を買って持ち帰り。ボリューミーなサンド、フライ、ドリンクで約6ユーロ。安。おっさんもフレンドリーだった。

2日目。
この日は何をしてたんだろう・・・笑。初めてのシネマテーク・フランセーズに大興奮して、他のことをあまり覚えていない。たぶんカルチエ・ラタンとか左岸をふらふらした記憶がある。コレージュ・ド・フランスに行ってみたり(講義は聴かなかったけど)、リュクサンブール公園でほげーっとしたり。あと、飲み物の選択肢が限られていてびっくりする。コーラ、水(しかも大体エビアン)、やたら甘い紅茶、みたいな。日本の自動販売機やコンビニに慣れてた私にはこれが案外キツかった。スーパー行っても、ペットボトルで買えるドリンクってそんなに種類無いし。
夜、夢にまで見たシネマテークホウ・シャオシェンの『ミレニアム・マンボ』を観た。あの素晴しいファーストシーンは、私の「パリにいるぞ!」って気分と同調していて、なんだかもう泣きたくなった。パリで私は映画を観ていた。本当に素晴しい映画を観ていた。