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『小早川家の秋』(小津安二郎)

二年ぶりに観て、あらためてその美しさにため息。小津のローアングルってなんであんなにスッキリしてるんだろうと思ったら、たぶんレンズの選択なんだろうけど、被写界深度がほんとうに絶妙なのね。奥までクッキリ映っているようで、実は手前にある柱がいい具合にぼやけてたり。今まで気付かなかった。
小早川家のみんながビックリして立ち上がるシーンは、まるでサーク『ぼくの彼女はどこ?』のようでした(一家で窓の外を覗くシーン)。大人数なのに、さっと画面におさまる感じが。ああ、サークも観たい!box買おうかなー。