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2010年をふりかえって

2010年は自分にとって大きな一年になりました。まず大学院入試。試験当日の1月23日、問題用紙をめくった時にこれまでの「点」が少しずつつながって一つの「線」を形作るのを感じた。結局二次で落ちて合格することはできなかったけど、沢山苦しんだし、ほんとうに貴重な体験だった。信じるということを学んだ。
そして卒業旅行で訪れたパリでの、夢のような出来事の数々。一生の思い出です。そして、この素敵な思い出を一番語りたい人に伝えられないという苦しさも味わった。

映画は、田舎に帰ってからはあまり観れなくなってしまったけれど、ツタヤで小津や成瀬、ヒッチコックをよく借りてきて精神的な支えにしていました。自分の気持ちが不安定なとき、映画の光が正しい方向を照らしてくれた。特に『ナイト&デイ』には感謝しています。ありがとう。
ということで、2010年のベスト10。今年初めて観た作品の中から選びました。過去に公開された作品も、新作も、ぜんぶまとめて。
1、『ナイト&デイ』(ジェームズ・マンゴールド
2、『オルエットの方へ』(ジャック・ロジェ
3、『ミレニアム・マンボ』(ホウ・シャオシェン
4、『くりぃむレモン 旅のおわり』(前田弘二)
5、『ローラーガールズ・ダイアリー』(ドリュー・バリモア
6、『アダルトビデオができるまで』(城定秀夫)
7、『風にそよぐ草』(アラン・レネ
8、『12モンキーズ』(テリー・ギリアム
9、『緋牡丹博徒 花札勝負』(加藤泰
10、『丹下左膳余話 百萬両の壷』(山中貞雄

2010年に撮った写真のうち、特に気に入っている一枚。マラルメ記念館の向かいのセーヌ川。わたしが、あの日あの場所で川を眺めた記録。とても良い場所だった。

2011年は、はやく仕事きめてまた楽器やりたいな!!ティンパニ叩きたくてウズウズしている。ステージに立ちたい。