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『キック・アス』

体調が悪かったのもあってイライラしてしまい、ツイッターで「駄作」と言ってしまった『キック・アス』ですが、一日置いて冷静に考えてもやはり好きになれなかった(私にとって)珍しい作品です…
まず主人公のキャラクターがわからない。誰かを助けることのできない無力さが嫌でヒーローになったはずなのに、自分のコスプレをしたためにキック・アスと間違われて殺された人間に対して何の反応もない。というか、何の反応も描かれていない。人を救いたいという正義感があるなら、普通は「自分のせいで…」って思うんじゃないのかな。これは「話の筋が通らない」ということではなくて、作り手の仕事の甘さだと思う。本来主人公が取るべき反応が描かれていないから、私には主人公が凄く無責任な人間にしか見えなかった。
そして、ヒット・ガールとビッグ・ダディがヒーローになるきっかけでもある過去についても、アメコミ調のマンガにしてペラッと語る程度。これでいいの?映画なのに?色々いいかげんだと思います。
とはいえクロエ・モレッツだけは素晴らしかったよ。これからどんどん活躍してゆくんだろうね。期待。

ところで最近のストレスったら半端ないので大好きなバインを聴いてどうにか生きてます。でも一番聴きたいanother skyのディスクが無いから逆に死にそうでもあります。

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かっこいいね、バインは最高だねぇ。高校時代、亀ちゃんのマネしてスティックに滑り止め用のグリップテープ的なサムシングを巻いたりしましたが、巻くのが下手で左右のバランスがおかしくなり逆に叩きにくくなったことがございます。