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マイユのマスタード

友人が作ってくれたポテトサラダの美味しさにひっくり返る。隠し味のマスタードで味がまろやか(しかも大好きなマイユの種入り)。これくらい美味しいポテサラを作ってくれる男性がどっかに転がってたらいいのになぁ。おじゃがさんを茹でるのが面倒なので、私はきゅうりをスライスする役としてサポートします。

新文芸坐高峰秀子特集のあとに成瀬、原節子って。お金も時間もない時期にこんな特集は辛いです。しかも行ったら、映画から戻れなくなりそう。やれやれ。

Le ciel peut attendre

第一志望の企業(というか学校)にあっさり落ちて殴られたような気分になったのが6日前。それから色々考えて、頭のなかはぐっじゃぐじゃ。留学はしたいけど、教員免許持ってる訳じゃないから帰国後の就職が難しいし。かといってこのまま就職したら一生日本を出れないような気がして。
県費留学の受験申込締め切りは7月ごろ。それまでうじうじしながら考えます。

15日は久々のヴェーラ。ルビッチ『天国は待ってくれる』とアイダ・ルピノ『ヒッチハイカー』。ヴェーラのあの雰囲気がなつかしくて、とても癒された。

「劇的3時間SHOW」

ホウ・シャオシェン監督×一青窈蓮實重彦。10分くらいだけど、ダイジェストがアップされてます。監督の口から「模索」という言葉がでてきて正直びっくりした。なんというか、ホウ・シャオシェン監督の作品ではすべてが必然、という印象があったので。
http://www.geki3.jp/3minute/index03.php

『ヒズ・ガール・フライデー』(ハワード・ホークス、1940年、米)

地震以来、映画を観ることができませんでした。というか「観たい」とは思っているんだけど、セットしたDVDの再生ボタンを押せなくて。その間に『スプリング・フィーバー』の上映は終わるし。きのうもツタヤのすぐ目の前まで行ったのに、お店のなかに入れなかった。きっと、テレビの色々な映像が目にこびりついていたんだと思う。物語の世界にとびこむことが出来ないというか、なんというか…でも今日は久々に映画を観ることができた。大好きなホークスの『ヒズ・ガール・フライデー』。実は四日くらい前に少し再生してみたけど、その時はやっぱり見れなかった。今日がほんとうに、やっと。
私は物語の力を信じている。しかし、物語を信じているこの私自身が物語に接することができなかった地震以降の数日間の気持ちをどのように整理していいのかわからない。
いまは小津が観たい気分。ロメールも。

ピエールとジャンはいかれたアフロ

4月まであと10日しかない。ここ二ヶ月くらいあっというまだなぁという感じがするけど、やるべきことがなんにも進んでいないから、もうとにかく、本当に本当に焦る。いままで色々サボりすぎた。怖くて手帳を開けない。しかし人間焦るとどこかおかしくなる様で、わたしは今むしょうにゾラを読みたい気分です、もう何日もぶっ通しで読み耽りたい気分です。
シネマテークでは28日までホン・サンス特集か。くそう、うらやましい…いつか文芸座のオールナイトでホン様特集を組んでもらいたい。深夜にでれーんとしながら見るホン様は最高だと思う。

日本は年間1000tの使用済み核燃料を排出している。きょう知ったこと。

地震から数日たって、やっと冷静になれました。これまではずうっとパソコンの前で情報収集し、消えてしまった町に向かって「おかあさん!」と泣き叫ぶ少女の映像で頭がおかしくなったりしました。
でも今自分ができることといったら募金や節電くらいだし。被害のなかった私が必要以上に悲しんだり心をいためるよりも普通の生活をすること、そして今回の地震を五年後、十年後、そして二十年後もずっとずっと忘れないでいることの方が大事だと自らに言い聞かせて、自分のやるべきことを一つずつやっていくしか無い。
「鎮魂の黒き喪章を胸に、今は真っ白の帆を上げる時なのだ。愛される存在から愛する存在に変われ。愛に受身は無い」―――立教新座高校の校長あいさつより。まだまだ寒い被災地のみなさんのご無事を、沖縄より心から祈っています。そして、地震で楽器を失った子供たちが一日でもはやく再び演奏できますように。音楽の力を、吹奏楽の力を信じています。がんばって。

『キック・アス』

体調が悪かったのもあってイライラしてしまい、ツイッターで「駄作」と言ってしまった『キック・アス』ですが、一日置いて冷静に考えてもやはり好きになれなかった(私にとって)珍しい作品です…
まず主人公のキャラクターがわからない。誰かを助けることのできない無力さが嫌でヒーローになったはずなのに、自分のコスプレをしたためにキック・アスと間違われて殺された人間に対して何の反応もない。というか、何の反応も描かれていない。人を救いたいという正義感があるなら、普通は「自分のせいで…」って思うんじゃないのかな。これは「話の筋が通らない」ということではなくて、作り手の仕事の甘さだと思う。本来主人公が取るべき反応が描かれていないから、私には主人公が凄く無責任な人間にしか見えなかった。
そして、ヒット・ガールとビッグ・ダディがヒーローになるきっかけでもある過去についても、アメコミ調のマンガにしてペラッと語る程度。これでいいの?映画なのに?色々いいかげんだと思います。
とはいえクロエ・モレッツだけは素晴らしかったよ。これからどんどん活躍してゆくんだろうね。期待。

ところで最近のストレスったら半端ないので大好きなバインを聴いてどうにか生きてます。でも一番聴きたいanother skyのディスクが無いから逆に死にそうでもあります。

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かっこいいね、バインは最高だねぇ。高校時代、亀ちゃんのマネしてスティックに滑り止め用のグリップテープ的なサムシングを巻いたりしましたが、巻くのが下手で左右のバランスがおかしくなり逆に叩きにくくなったことがございます。